2013.07.21
平勝寺の盆踊を体験
先日、足助交流館での講座『綾渡踊り講習会』が行われました。この日は綾渡の平勝寺住職より綾渡の歴史を学び、その後、綾渡の盆踊を、地元の皆さんから教わることが出来ました。
参加者は、綾渡の盆踊りが好きで数年前から参加されている方や、前から参加したいと思っており、今年やっと参加できた方など様々。実際に地元の方から教えていただけるという、とても貴重な時間。皆、真剣に踊りを覚えていかれました。 綾渡の盆踊りの魅力は、太鼓や三味線などの楽器を使わずに「音頭とり」の歌う唄に合わせ、下駄の足拍子だけで踊るということです。素朴な踊りですが、人を魅了させるものがあります。実際に参加し、踊りの特徴やセンスの振り方、足の踏み方などなど細かく教わることが出来ました。
保存会の方による盆踊りを教わる。
センスの動かし方もコツがいりました!まずはお手本を。
一つひとつ丁寧に。(『娘ずくし』での一部)
最後の方にはみなさん慣れてきました。
基本は足踏みとどの踊りも三回繰り返すものが多い(踊りは10種類あり、今回は5つ練習しました)。
〜綾渡の夜念仏と盆踊〜とは?? 夜念仏は、新仏(一年のうちに亡くなった人。)のある家を回り、その霊を慰めるため、回向(えこう)を手向け、余興として手踊り(盆踊り)を行う行事です。その後、青年も少なくなったことから、今では8月の10日と15日の2回、平勝寺の境内で夜念仏と盆踊を行っています。(従来は旧暦の7月1日〜17日までの間に回向、盆踊等が行われていました。)
夜念仏
盆踊