2021.07.12
今年で20回目!たんころりんの夕涼み:令和3年8月7日(土)~15日(日)まで
たんころりんとは、竹かごと和紙で作った円筒形の行灯のことで、足助では毎年8月の夜に古い町並み(約1.5キロ)の街道沿いに並べ、和紙を通した火の灯かりで暗がりの町並みを照らし、夏夜の情緒を演出します。
『たんころりん』というかわいらしい名前は灯りの元となる『ひょうそく』という道具の形がひょうたんの形に似ていることからその昔、『ひょうたんころりん』とか『たんころ』と呼ばれていましたが、今ではこの竹かごとひょうそくをひっくるめて地元住民から『たんころりん』と呼ばれています。
イベントで飾られる竹かごは、足助の竹(真竹)を裂いてひごを作り、地元住民一人一人が手作りしたものです。そのかごの他に、三州足助屋敷で漉いた和紙を貼りつけ、ひょうそくはシルバー人材センターのお年寄りが作ったものを使っています。このシンプルな行灯からもれる光は、柔らかく揺らぎ、見る者に懐かしさや安堵感を与えてくれます。
平成14年から始まった小さなイベントが、住民の方々の協力を得て、今では『たんころりん』の数も600基を超え、足助の夏の風物詩として豊田市内外の方々に親しまれるようになりました。
お越しの際は、香嵐渓周辺の駐車場をご利用ください。
大雨など極端にひどい天候の場合は中止となります。
- 日時:令和3年8月7日(土)~15日(日)日没~午後9時
- 場所:足助の古い町並みと香嵐渓
※コロナの状況により時間の変更がある場合もあります