2022.03.15
カタクリの開花状況~令和4年3月15日現在
(令和4年3月15日ブログ)
前日にはまだ1つしか咲いていなかったのに この暖かい陽気にビックリしたカタクリが一斉にツボミをつけました
現在、全体の2~3割ほどが咲いています♪
この分だと、花も一斉に開くでしょう から、今週末から来週末で見頃となると予想しております。
晴れた日の午後がおすすめです!
香嵐渓のカタクリの花は、香嵐渓の飯盛山の北西向き斜面の約0.5haに群生しています。
カタクリの花は、花が咲くまでに7~8年かかるといわれており、香嵐渓では昔から自生していたものを保護・育成した結果、現在の規模になりました。
3月中旬の暖かい日に一気に開花し、天気の悪い日や、夜には花を閉じてしまいます。
1度花が咲くと、1週間ほど開いて閉じてを繰り返し、やがて枯れていきます。
万葉集 大伴家持の一首にもこの花の名前が詠まれています。
『もののふの 八十娘子らが汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花』
この「堅香子」(かたかご)は、カタクリの古名です。長い冬が終わり、待ちわびた春の訪れとともに咲き始めた堅香子の花に、家持も魅せられたのでしょう。
可憐で、スプリングエフェメラル(早春の妖精)ともいわれる彼女達にぜひ逢いにきてください